シミに!美白クリーム

(ハイドロキノン5%配合)

メラニンの生成を抑える

「肌の美白剤」

ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニンの産生を阻害し、シミを薄くします。また、メラノサイトというメラニンを作る細胞の活動を弱め、これからできるシミを予防する効果もあります。当院では5%ハイドロキノンクリームを処方しています。

ハイドロキノンは強力な美白作用を持つことから、「肌の美白剤」とも言われています。しみの原因となるメラニン色素の働きを抑えてしみを薄くしたり、なくしたりする効果が期待できます。また、今あるしみを改善するだけでなく、これから先のしみを予防する効果もあります。

ハイドロキノンの使い方

毎晩(1日1回)、洗顔してスキンケア(化粧水・乳液)を行なってください。シミの部位に、ハイドロキノンを塗ってください。

ハイドロキノンの使用上の注意点

ハイドロキノンは、まれにアレルギー反応(赤み、痒み、刺激など)が起こることがあります。そのため、最初は一部分で試してから全体に使用するようにしてください。これらの症状がみられたら、使用を中止して医師にご相談ください。

ハイドロキノン Q&A

ハイドロキノンはどのような症状に効きますか。?

老人性色素斑、肝斑、くすみ、炎症後色素沈着などに有効です。

シミは完全に消えますか?

約3ヶ月外用すると少しずつシミが薄くなります。完全には消えませんが、化粧で隠せる程度に薄くなります。

治療期間はどれくらいですか?

ハイドロキノンを長期連続使用した場合、紫外線によって色素沈着が増強することがありますので3か月の使用サイクルをお勧めします。3か月ハイドロキノンを使用し、次の3か月は他の美白剤を使用するようにしましょう。

治療中に注意することはありますか?

ハイドロキノン使用中は紫外線の影響を受けやすくなりますので、日焼け止めクリームをこまめに塗るなどの紫外線対策をしっかりと行なってください。

朝は必ず日焼け止めを塗りましょう

ハイドロキノンを塗った部分の肌は、普段より紫外線の影響を受けやすくなっています。外出時には必ず日焼け止め(SPF20以上、PA+以上)を塗りましょう。

使用期限を守りましょう

ハイドロキノンは酸化しやすい物質なので、開封後、長期間放置すると劣化してしまいます。酸化し劣化したのを使っても期待する効果を得られない可能性が高くなりますので、使用期限は必ず守るようにしましょう。